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共有持分の買取業者の選び方を解説

共有持分の買取業者の選び方を解説

共有持分の売却時のトラブルを回避と優良な買取業者の選び方を解説します|東京都心に特化した高額買取実現。無料査定は24時間メールで受付中です。東京27区の不動産売却なら【蔵正地所株式会社】

1.不動産の共有持分を買取してもらうことのメリット

不動産の共有持分を買取してもらうことのメリットを4つご紹介します。

短期間で現金として受け取れる

1つ目は、共有持分を売却することで短期間のうちに現金を受け取ることができる点です。所有する不動産のうち共有持分のみであれば自分の判断のみで売却できるのですが、共有持分だと全てが自己所有になるわけではないため買い手探しに苦労します。仲介をお願いするにしても、やはり買い手が見つからないことには取引は進みません。ですが、買取であれば不動産会社が自身で買取額を査定してくれるので、査定金額に納得することができれば、数日で共有持分を現金に替えることができるのです。

手放すのに他の共有者の同意は必要ない

2つ目のメリットは、共有持分であれば売却や譲渡などの取り扱いが基本的に所有者の自由となっている点です。つまり、所有者は自分の持分を勝手に売っても問題なしということになります。共有持分では不動産を共同で所有しているため、賃貸に出したり建物をリフォームする際は共有者の承諾を得る必要がありますが、自身が所有する分の権利であれば、売却することについて他の共有者の承諾を得る必要はありません。すなわち、他の共有者と連絡がつかないため手続きが進まない、といった事態に陥ることがないのです。

離婚や相続時に陥りやすい不動産に関するトラブルを回避できる

3つ目のメリットは、不動産に関するトラブルから回避できる点です。離婚や相続といった出来事には不動産に関するトラブルがつきものです。自身も共有持分として不動産の一部を所有している場合、離婚での持分割合についての交渉や相続での持分割合の揉め事に巻き込まれてしまいます。そういった事態を避けるには、買取をしてもらうのがおすすめです。周りの同意を必要としないため余計なトラブルを生み出すこともありませんし、買取が完了すれば揉め事の後処理は不動産会社に合法的に丸投げできてしまうので、ストレスを抱える心配がありません。

共有持分が築古物件や事故物件だとしても売却できる

4つ目のメリットは、共有で所有する不動産が築古でも事故物件だとしても売却できる点にあります。一般的な相場でも築古の物件や事故物件は買い手が付きづらいですので、共有持分で他に共有する人がいるとなれば、余計に買い手を探す難易度が高くなることでしょう。ですが、共有持分を専門にする買取業者であれば、これらの問題に対処するだけのノウハウが実績として積み上げられていますので、大抵の問題は解決することができます。共有持分の扱いに困っている場合は、一度相談してみることをおすすめします。

2.共有持分の買取業者とは

買取してくれる業者についてご紹介します。

共有持分の買取を専門に取り扱う業者

共有持分の買取を依頼する先は、共有持分の買取を専門に取り扱っている不動産会社となります。共有持分の不動産はその取り扱いの難しさから買い手を探すのに苦労しますが、共有持分を専門にしている不動産会社であれば、大抵の不動産の買取に応じてくれます。共有持分の不動産を売却する流れとしては、まずは不動産会社に所有する持分の査定をしてもらい、その査定金額に納得した後に売買契約を結びます。共有持分の名義を変更し、売買代金を受け取ったら手続きが完了します。共有持分のみの売却なので他の共有者の同意は必要ありませんし、査定後の売却代金が決定すれば数日で共有持分を処分できることもあります。買い手を自分で探すより手間も時間もかからない点が、買取を依頼するメリットと言えるでしょう。

一般の不動産会社との違い

共有持分を専門にする不動産会社でなくとも、一般の個人や一般の不動産会社でも共有持分を買取ることは可能です。ただし、共有持分を新たに所有しても他の共有者の承諾を得なければ不動産を自由に扱うことはできませんし、共有持分は相場の半額ほどの価格しか付かないため、わざわざ購入するメリットがありません。ですので、価格の交渉どころか買い手を探すのにさえ苦労することでしょう。対して共有持分を専門にする不動産会社は共有持分を扱うための実績やノウハウを持っているため、他が懸念するような条件の物件でも問題なく買取ができるのです。

弁護士との違い

共有持分の問題解決については弁護士に依頼するケースもあるでしょう。ただし、弁護士は法律のプロフェッショナルであるため自分に代わって紛争解決や交渉に臨んではくれますが、不動産の買取まではしてくれません。買取業者の場合はまず不動産の買取から始まり、提携する弁護士と共有問題に取り組み、問題が解決された不動産を独自で活用という流れとなっています。弁護士への依頼は問題に関わり続けることになりますが、買取を依頼すれば問題との関わりを断ち切ることができます。

共有持分の買取を利用すべきタイミング

買取を依頼するタイミングについてですが、以下の項目に該当する場合は一度相談してみると良いでしょう。

管理が負担

1つ目のタイミングとしては、共有している不動産の管理が負担に感じているときです。不動産を管理するには日々の見回りや草木の手入れ、設備の点検や固定資産税の支払い、緊急時の修繕などが必要です。不動産の管理を誰がどのようにするのか、共有者全員で話し合う必要がありますし、作業内容によっては都度共有者全員の承諾を得る必要もあります。所有していることが負担に感じられる場合、買取を検討すべきタイミングと言えるでしょう。

空き家

共有不動産が何年も空き家になっている場合も、買取を依頼すべきタイミングと言えます。理由としては、今後も空き家としての状態が続くようなら、倒壊の恐れがあるとして特定空家に認定され、税金の値上げや過料を課されるリスクもあるからです。

揉めている

買取を検討すべき3つ目のタイミングとしては、他の共有者と不動産の管理方法で揉めているときです。特に賃料が発生している不動産などでは共有者同士が揉めやすくなります。トラブルに関わりたくない場合は、専門の不動産会社に持分の買取を依頼すれば、他の共有者からの同意なしに処分することができます。

連絡取れない

他の共有者との連絡が取れない場合も、買取依頼はおすすめです。不動産全体の売却など共有者全員の同意が必要な手続きの場合、連絡が取れなければ一向に進めることができないからです。専門の不動産会社は買取後に自分たちで提携している弁護士と問題解決に動きますので、買取が完了すればその後の処理や手続きは丸投げできます。

3.共有持分を専門にする不動産会社を利用すべきメリット

共有持分を専門にする不動産会社を利用すべきメリット

一般の不動産会社でなく共有持分を専門にする不動産会社を利用すべき5つのメリットをご紹介します。

仲介手数料なし

仲介手数料が発生しない点は買取業者を利用する大きなメリットになります。一般の不動産会社は仲介と呼ばれる形態で買い手を探すため、売却時に手数料が発生します。ですが、買取専門の業者の場合、業者自身が不動産を直接買い取るため、仲介にかかる手数料を丸々省略できるのです。

短い期間で売れる

共有持分を専門に扱う不動産会社に買取を依頼すれば、短い期間で売却を完了させることができます。なぜなら、業者自身が買取をするからです。不動産会社といえども、共有持分のままの状態で買い手を探すのは難しく時間がかかります。専門業者は共有持分を買取した後、弁護士と共同で問題を解決し、独自のノウハウを駆使して不動産の活用をするのです。

確実に売れる

共有持分だとしても確実に売れる点は、買取業者を利用するメリットになります。買取業者には共有持分の不動産を活用するためのノウハウがありますので、大抵の不動産を買取ることが可能です。勝算のないまま自分で買い手を探して時間を無駄にするよりは、専門業者に任せてしまった方がストレスを抱えずに済むはずです。

他の共有者に知られずに売れる

買取業者に依頼すれば、他の共有者に知られずに売却を進めることができます。一般の不動産業者に依頼する場合、その不動産業者は買取をしないため、さらに別の不動産業者に依頼したり、買取業者を探して物件を紹介するため、いろいろな不動産業者に知れ渡り、他の共有者に知られてしまう結果を招くということも考えられます。

煩わしい共有トラブルを回避できる

他の共有者に知られずに売却を進められれば、煩わしい共有トラブルを回避できます。現時点でトラブルが発生していなくても、トラブルになりやすい条件が単独名義の不動産より多いため、ゆくゆくトラブルに発展することもあります。余計なことに関わりたくない場合は、早めに対処しておくのがおすすめです。

4.共有持分の買取業者を利用する際のデメリット

買取業者を利用する際のデメリットも確認しておきましょう。

買取価格が市場より低い

買取業者を利用するデメリットは、買取価格が市場価格よりも低くなることです。共有持分のままの状態では需要がないため、不動産全体の価格よりも低く見積もられてしまいます。

悪徳業者を選ぶとトラブルが増える

業者選びに失敗すると、余計なトラブルに巻き込まれてしまうデメリットがあります。不動産業者は買取した後に他の共有者との交渉を始めるのが一般的ですが、悪徳業者の場合は買取の契約が完了する前に交渉をはじめてしまうケースがあります。そのため、交渉が失敗すれば、契約を取り消されてしまうことがあるのです。ですので、良い買取業者と出会うための見極めが必要です。

5.共有持分買取業者の選び方

買取業者の見極めは、以下にご紹介するポイントをそれぞれチェックしていきます。

宅建業の免許を取得している

基本的な情報として、買取業者が宅建業の免許を取得していることは確認しておきます。宅建業の免許を取得せずに不動産の売買を事業として展開している場合、違法な会社ということになります。最低限ネットで会社の情報は調べておくようにしましょう。

査定から契約までがスムーズ

査定してから契約までがスムーズな業者を選びます。査定したのにその後連絡が途絶えた、契約を希望しているのに中々手続きが進まない場合、キープとしてあえて手続きを止めている可能性があります。不誠実な業者は他のトラブルを次々と発生させる恐れがありますので、この場合は他の業者に当たるのをおすすめします。

移転登記と売却金額の受け取りが同時

売買契約が締結された後の手続きには移転登記と売却金額の受け取りがあります。この二つの手続きが同時におこなわれることが必須です。タイミングがズレていると物件だけ騙し取られる恐れがあります。また、小切手などではなく現金一括の受け取りであることも確認しておくと良いでしょう。現金一括かそうでないかで業者の財務体制の確認ができます。

査定額の根拠が分かりやすい

査定をしてもらう際に、提示された金額の根拠が分かりやすい業者を選ぶようにしましょう。思ったよりも低い金額を提示された場合、金額が不当に安くされているのか、立地や状態など正しい根拠があって安くなっているのか判断するためです。査定を依頼する前にある程度の相場を調べておくと良いでしょう。

弁護士と提携している

共有持分はトラブルが付きものである物件でもあります。弁護士と提携している不動産業者を選ぶようにしましょう。弁護士と提携していれば、紛争中の物件であっても買取に応じてもらえる可能性が高くなります。

まとめ

共有持分の買取について解説しました。買取業者を利用するメリットは買い手を確実に見つけられる点にあります。共有持分は扱いが難しいイメージがあるので需要がなく、買い手を探すのに苦労することでしょう。記事内でご紹介した業者の見極め方を参考にして、ぜひ優良な買取業者探しにお役立てください。